◆29日のNY市場では、ダウが反発し65ドル高、S&P500は終値で史上最高値を更新しています。ドル円相場は米10年債利回りの乱高下に振り回されたものの、101円台後半で結局動かずクローズしています。とにかく動かなかった5月のドル円相場ですがレンジは100.80-103.02と値幅2.22円、103円台や100円台は一瞬だったことを考えるとほとんどの時間帯で101円台後半~102円台前半と約1円の狭い中に収まっていたことになります。円相場全体としては、やはりドル円が大きく動かなければ円全面高や円全面安の展開にはならないことからあまり方向感のでない1か月となっています。引き続き「どちらかといえば円高」を予想しておりますが、本邦当局が必死に買わせているのかドル円も日経平均も200日線や14,000円割れは踏みとどまっています。ドル円は102円台後半以上の価格がつかないと下で買い増している個人のポジションが膨らんだままになるため、ポジションが捌けず崩れやすくなるでしょう。投資戦略は円買いもしばらくは様子を見ます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。