こんばんは。20日に合意に至らず、週末も協議が継続した「ギリシャ債務交換協議」は決裂したようです。23日に開催を予定しているEU財務相会合でギリシャ第2次支援が協議される予定になっており、これの前に民間債権者との合意は必須であったことから暗雲立ち込めています。電話協議は継続するようで、強引に合意するかと思われますが本当に50%のヘアカットで済むのか?怪しい限りです。欧州債務問題に関しては1.ECBが無限に国債買い入れの宣言。2.ユーロ共同債の発行。のどちらかが出れば大変なバズーカ砲となりユーロショートが巻き戻すと思われますが、どちらも実現は遠い状況です。結局は3月あたりにマーケットが催促し、最後はなりふり構わずで決着になるのがメインシナリオと考えています。来週もユーロ関連のイベントや米FOMCがありますのでユーロ中心に活発な動きが出そうです。
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