13日はユーロに関する大きな材料が2つ出ています。格付け会社S&Pがユーロ圏9カ国の格下げを決定し、ギリシャ債務交換協議も中断されてしまいました。両方ともユーロにとってネガティブな材料でしたが、予想されていたS&Pによる格下げよりも「間もなく合意できる」という報道が相次いでいたギリシャ債務交換協議の中断というニュースが影響は大きかったと思います。ギリシャ債務交換協議が再度暗礁に乗り上げた格好になり、デフォルト懸念再燃となっています。ただし、一時大幅に下落をしていた週末のNYダウは48ドル安まで下げ幅を縮めてクローズしており底堅さも見せています。今週以降はギリシャ債務交換協議がどうなってしまうのか?格下げ後のユーロ圏諸国の国債入札結果、好調だった米国の経済指標や企業決算が悪いほうへ傾いてきてしまうのか?を見て行くことになりそうです。為替市場ではユーロ中心の取引となっていますので、投資戦略は引き続きユーロ戻り売りで構えておきたいと考えています。それでは今週も頑張りましょう!※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。