【ドル円82円台前半】永遠と続く中国利上げ観測、それでもクロス円は底堅いのが12月相場か。本日の注目材料など。

2010年12月07日15:05
7日東京時間のドル円相場は82円台前半へ下落する場面がありましたが、この時間は82.50付近で揉み合っています。最近「円買い要因」として頻繁に浮上してくる「中国利上げ観測」ですが、今週末にも利上げが意識されているとのこと。ただし中国の利上げ観測は人民銀行が目標としている3％を大幅に上回っている以上、今後も永遠とつきまといそうですから気にし過ぎてもどうかと思います。実際株安も円買いも極端なものにはなりにくい時期だと見ています。本日の注目材料は英10月鉱工業生産とBOC金融政策程度で重要度は低そうです。12月相場について動画でアップしましたが、昨年は12月はすべてお休み。感想は「前半はやっても良かった。後半は休んで正解だった。」というものです。

後半はレンジ相場になりやすいイメージです。順張りでトレンドに乗るスタンスの方は向かないと思います。今年もペースを極端に落とし様子見中心、来週のFOMCあたりで今年のトレードを終了しようと考えています。今週は不参加でもマーケットを良く見てどのくらい閑散とするか？順張りでトレンドに乗れるような相場になるのか？など来年のためにも良く見ておきたいと思います。毎年同じようなサイクルで展開する金融市場ですが、結局のところ5年・10年と長期的にじっくり取り組まない限り見えてこないものが多いと思います。私も当然自分を「ひよっこ」や「修行中」という意識で常に取り組んでいます。本音を言えば何事も10年目くらいから中級者では？

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