こんにちは、来週の為替相場ですがG7の内容を受けてどのように動くかに注目が集まっています。個人的見解では「わからない」というのが結論です。米金融機関の決算等で「パニック売り」となれば出動して「押し目買い」それ以外は様子見のスタンスです。ただ資本増強計画なども同時に出れば市場は荒れないと思いますが、どうでしょう?
G7や金融機関の損失懸念、FRBの政策等いろいろな要素で右往左往していますが、細かいイベントを抜きにしてシンプルに考えると今年は「FOMCの直前にパニック売り」となっています。・1/22~23のパニック売りで翌週にFOMCを控えていながらの大幅利下げ・3/17のパニック売りで翌日のFOMCで落ち着くの繰り返しになっています。
今月は4/29~30にFOMCを控えています。最近はサブプライムショックの動揺も金融市場だけをみれば「峠は越えた」という印象と「年後半には回復」という期待から株価+クロス円ともに底堅さが伺えます、それでもFOMCの6週周期で「もしかしたら」という不安もあるので「様子を見ながら、もしパニック売りなら押し目買い」が一番勝てる確率が高いと考えています。
ユーロ/ドルですが、G7声明の内容から「1.5後半は我慢、1.60~介入を検討、1.70は介入と予想しておきます。今回は日銀介入はないでしょうから、このユーロ/ドルで「協調介入」となったところがドル反転のポイントになると考えています。仮にそうなれば、ドル円も円安に動くでしょうからクロス円は「円高」にはなりにくくユーロ円の下落が相殺するような展開で「膠着~小幅円安」になると考えています。公的資金注入もしくはドル買い介入が起きるレベルが反転するレベルではないでしょうか?といってもドルは長期では下がっていくと思います。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。