14:02
こんにちは、先月からマーケットの注目を集め続けた「米自動車メーカー救済法案」が上院で決裂し「廃案」となりました。下院で可決していた1兆3000億円のつなぎ融資は「まったくなし」となりました。今後はポールソン財務長官と米政府がどうするか？になりましたが、ポールソン長官は金融安定化法からは「自動車産業には使うべきではない」が自論、これを覆して救済するのかは不透明感満載でマーケットは大混乱となりました。外国為替市場ですが、「廃案=ドルを売って円を買う」これ以外に何もありませんから当然ドル円のショートに殺到、10月の安値90.82と最後のストップロス90.00をヒットし88.23まで下落をしました。下値で支えるのは「日銀介入警戒感」と「週末のポジション整理」のみとなっています、ロンドン時間には静かになりNY時間で「何か対策が出るか」に注目をしています。

取引画面も真っ青ドル円超円高の瞬間！

ロイターの識者はどうみる？
→「米ビッグ3救済法案、上院で廃案：識者こうみる」
   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

8:47
おはようございます、11日に米下院で可決されたビッグ3救済法案が採決の大詰めを迎えています。今GMが破産法適用に備えて銀行・弁護士と契約をしたと報道がでていますね、いよいよ今日にも採決となりそうで、米下院でも減額をした法案がさらに妥協策を上乗せしています、3/15までに債務の3分の2削減を未達の場合には破産法適用など今回可決しても破産濃厚な展開もありそうです、ただし1月にはオバマ政権に引き継がれますのでchangeがあるかどうかですね。見通しですが、やはり本業で稼がなければ再建は難しいと考えています。その意味では「破たん懸念」が長引くことはさらに新車販売台数に悪影響で外国メーカーやフォードが有利か。デイトレですが最近ロングを推奨してきたユーロドルが強いですね。300ポイント以上の急騰で一時1.34まで上昇しました、しっかりと上抜けたことで上昇トレンドに入る可能性も、ドル買い戻しで調整したところを買っていきたいと思います。ビッグ3法案の可決や利益確定売りなど「ドル買い戻し要因」もありますから調整待ちで良いと思います、安く買えればドルキャリーで少し長めに保有したいと思います。ドル円は危険な水準で11日の安値は91.16と10月の年初来安値まで30pipsしかない状態、週末・法案可決・韓国通貨スワップ・ボーナス資金で株価底堅いなど支える要因もありますので微妙なところ、91円にはオプションの防戦買いもとのこと。ただし90.82と90.00には相応のストップがありそうで危険な水準ですね、もし90円のストップをヒットして80円台に突っ込んだ場合ですが、87円とかどこまで突っ込むかは不透明ですが一度90円台まで介入警戒感でリバウンドすると思います、突っ込み切ったところのみロングで逆張りを狙っています、それ以外は来週以降も戻り売りスタンスです。
   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。