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アルゼンチン・ペソが1ドル24.99まで下落!ブラジル・レアルやトルコ・リラも苦境。株式市場のリスクオンにより一部通貨除けば円安。

20180515ユーロドル日足チャート
14日のNYダウは68ドル高(+0.27%)、ナスダックは8ポイント高(+0.11%)でした。NYダウは8連騰、VIX指数も12ポイント台へ低下しており、リスクオン(安定)相場が戻ってきました。

イラン・北朝鮮へ通信機器を輸出していたとされる、中国通信大手ZTEに対する制裁が緩和される見通しとなった事が好感されました。

アルゼンチン・ペソは下げ止まらず1ドル24.99まで下落。ブラジル・レアルやトルコ・リラも、ドル金利上昇による資金流出懸念に晒されています。

一部通貨を除くクロス円全体では、株式市場のリスクオンを受けて円安方向へ動いています。

本日は主要通貨に関しては経済指標が材料になりそうです。新興国通貨ではアルゼンチン・ペソ安と、アルゼンチン当局の対応が話題になりそうです。

10:30 豪RBA議事録
11:00 中国4月鉱工業生産
15:00 独1-3月期GDP速報値
18:00 独5月ZEW景気期待指数
21:30 米4月小売売上高
21:30 米5月NY連銀製造業景況指数
   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

アルゼンチンペソ、トルコリラ下げ止まるか?米利上げペース「加速」観測後退、株価堅調+ドル高一服。

20180514トルコリラ円週足チャート
今週の金融市場は主だったテーマがありません。米国の利上げペースは年3.5回というコンセンサスから加速せず、ドル高も一服しています。

直近の賃金・インフレ指標から、年4回というムードが高まらなかったため、米株価は上昇しました。

経済指標は、15日(火)独5月ZEW景気期待指数、米4月小売売上高、18日(金)日4月全国消費者物価指数が発表されます。

為替市場では、ドル金利の上昇で資金流出懸念が高まっている、アルゼンチンペソ・トルコリラの急落が話題となっています。

アルゼンチン当局は、緊急利上げやIMFに支援を要請するなど、対応に苦慮しています。トルコ当局も対策に乗り出しているものの、効いてくるには時間がかかるでしょう。

それでも相場ですから、買い手のストップロスを付けきったり、本腰を入れて対策を講じてから一定の時間が経過すれば、下げ止まってくると見ています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

英中銀金利据え置き7対2、インフレ・GDP見通し引き下げ。米4月CPI予想下回る。アップル株が最高値。

20180510ポンド円日足チャート
10日のNYダウは196ドル高(+0.80%)、ナスダックは65ポイント高(+0.89%)でした。

米4月消費者物価指数・前月比+0.2%(予想+0.3%)、コア前月比+0.1%(予想+0.2%)と、市場予想を下回った事を受け、利上げ加速観測が後退しています。

BOE金融政策、議事録、四半期インフレレポートでは、金利据え置きを7対2で決定、インフレ見通し・GDP見通しを下方修正しています。市場コンセンサスはハト派に傾いてしたものの、素直にポンド売りで反応しました。

直近は久しぶりに「円安」が目立ちました。武田薬品によるシャイアー買収を筆頭に、海外企業の買収に絡む実弾や思惑が市場で話題になっています。

その他、米10年債利回りは3%手前で横這い、CRB指数は204ポイント台へ上昇しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

イラン核合意離脱、原油価格堅調!株高+円安の流れ。米朝首脳会談3日以内に開催地発表へ。

20180510ドル円週足チャート
9日の米国株は上昇、為替は円安となりました。NYダウは182ドル高(+0.75%)、ナスダックは73ポイント高(+1.00%)、イラン核合意離脱を受けた原油価格の上昇から、エネルギー株が買われています。

ドル高の流れが一服する中、久しぶりに円安に振れています。トルコリラは一時急伸しました。エルドアン大統領が緊急会合を開き、通貨防衛に乗り出しています。

こういった対策はなかなか効いてこないものですが、1年くらい本気でやっていると下げ止まってくるものです。2019年前倒しになった選挙も含めて、下落の勢いに変化が出てくるか注目しています。

トランプ大統領は、米朝首脳会談の開催地を3日以内に発表するとしています。北朝鮮が拘束していた米国人3人を解放したことからも、米朝首脳会談の開催は決まっていると思われます。

ドル円中期では110円を挟んで上下5円、105-115円レンジを想定しておきます。110-115円では売り場を探る方針です。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

アルゼンチン・ペソ急落でIMFに支援要請!ドル高に苦しむ新興国・資源国が続出。米国はイラン核合意離脱表明。

20180509豪ドル米ドル日足チャート
8日は武田薬品によるシャイアー巨額買収で合意したものの、ポンド円の反応は20~30銭程度に留まりました。大きな動きになれば、(上げ切ったところを売る)チャンスだと思っていただけに残念でした。

その他、米国のイラン核合意離脱表明がニュースになっています。

アルゼンチンが自国通貨防衛に苦慮しており、IMFに支援を要請しました。トルコも自国通貨防衛に苦慮しており、新興国・資源国は苦境に立たされています。

原油・資源価格が上昇しているにも関わらず、豪ドルが軟調に推移しているのも今の相場の特徴です。為替市場は目先ドル高>円高へ動いてきました。

ほぼレバレッジをかけずにトルコリラを保有して来ましたが、直近ランド円に少しづつ切り替えています。トルコリラは対円での下げよりも、対ドル・対ユーロでの下げが深刻です。

通貨防衛を始めて1年程度、または前倒しになった選挙後に流れが変わってくるかもしれません。年間で10%超下げてしまうと、やりようが無くなってしまいます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero