2日のドル円相場は112.29まで上昇し、円じり安の展開が継続しました。ここ数日は、高金利通貨の代表格である豪ドル円やトルコリラ円が堅調に推移しており、リスクオンムードに包まれました。地政学的リスクで買われていたWTI原油が軟調に推移しているにも関わらず、高金利通貨が上昇していたのは紛れもなくリスクオンの相場だったと言えそうです。仏大統領選第1回投票と北朝鮮で6度目の核実験が実施されなかった事を受けた、リスクオフ→リスクオンへの転換(4/24)以降は目新しい材料が出ていません。米株式市場も、企業決算だけで個別の動きに終始しています。直近3年はSell in Mayで株が下げたという記憶がなく、今年は市場でもほとんどSell in Mayという単語が出なくなっています。今後どうなるかは、次に出てくるテーマ次第となりそうです。
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