今週2/6-10為替相場見通しです。3日に発表された米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数22.7万人増(予想18.0万人増)、失業率4.8%(予想4.7%)、平均時給+0.1%(予想+0.3%)となりました。市場の注目は平均時給に集まっており、3月利上げ観測後退→ドル失望売りで反応しています。米1月ISM非製造業景況指数は56.5(予想57.0)と小幅に予想を下回る結果。トランプ関連では、ドット・フランク法見直しの大統領令に署名した事を受け、金融株が堅調→ダウは2万ドルを回復しています。ドット・フランク法見直しに関してはNY時間より前から言われており、寄り付き前からダウ先物は大幅上昇していました。今週は10日の日米首脳会談、旧正月明けとなる中国に注目が集まりそうです。ドル円は目先のレンジ112-114円をどちらに抜けるか。日米首脳会談までは警戒感も強まりそうですし、会談でトランプ大統領が何を言うか次第でしょう。短期的な値動きはトランプ発言に左右されるため、事前に予想するのは難しく、イベントを見ながらやっていくしか無さそうです。
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