7日のダウは297ドル大幅高で史上最高値を更新しています。為替がまったく円安で反応しなかったのが不思議なくらいですが、米国株は問答無用の上げといった感じです。期待先行のトランプラリー最終局面に入っており、米株高はトランプ大統領就任以降も継続できるような環境では無くなりました。高過ぎるハードル、織り込み過ぎた期待が剥落していくだけの2017年相場となるでしょう。ダウも今が長期上昇トレンドの最終局面のような値動きをしています。このペースであれば就任前に頭打ちと見て間違いなさそうです。堅調な米株を尻目にドルは下落。為替は今晩21:45ECB金融政策発表と22:30~ドラギ総裁会見に注目が集まっています。この時間帯だけはユーロ中心の相場となりそうです。ECBは年内の会合での示唆は考えにくいものの、来年どこかの段階で「テーパリングを意識させる発言」が出た時には、ユーロが長期上昇トレンドに入る事になるでしょう。どこで出てくるか良く見ていきます。
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