◇9日の米国株式市場は大幅安。S&P500は6/24ブレグジット以来の下げ幅となっています。報道では「ボストン連銀ローゼングレン総裁のタカ派発言で・・・。」という事になっていますが、こういった材料は解説用の後付けです。これまでもタカ派発言は出ており、ダウが394ドルも下げた説明にはなりません。NYダウは7月前半に昨年の史上最高値18,351ドルを上抜け、8/11終値で18,613ドルをつけています。これが歴史的史上最高値となるかの瀬戸際でしょう。ドルは小幅上昇、ドルインデックス95.25で、方向感は出ていません。このまま米国株が軟調に推移すれば、FRBは利上げ出来なくなります。9/20-21FOMCで利上げを見送った時に、株価が上昇するのかどうか注目しておきます。来週は米8月小売売上高などの重要指標が発表されます。FOMCや日銀金融政策決定会合を翌週に控えていることから、注目度は高いでしょう。国内でも9/20-21の日銀総括的な検証に加え、19日22日が祭日となっている事から相場は荒れそうです。夏枯れの8月気分は忘れて、9月後半は集中してトレードしていきます。
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