◇25日のダウは33ドル安、ドルインデックス94.74、今週は小動きが続きました。海外勢は夏季休暇が明けても今晩のイエレンFRB議長発言を確認するまで動けないという状態となり、これを通過してから本格的に秋相場が始まる格好になっています。イエレン議長は何もヒントを与えないと見られているものの、今回は出席をするという事で無視するわけには行きません。直近の米当局者からはタカ派発言が目立っており、年内利上げは当然、市場の利上げ確率をほんの少しタカ派方向へコントロールしてくるかもしれません。とにかく発言を待つしかない状態ですから、東京時間はやりようがない相場でしょう。日経平均はひたすら日銀ETF買いを材料にやるだけの相場になっています。この不健全な環境が最終的に良い結果を生むことは考えられません。日銀が市場を歪めた分の反動が出てくるだけでしょう。秋相場の投資戦略は、今晩のイエレン議長発言と値動きを確認してから考えます。
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