◇10日のNYダウは37ドル安で小動き継続。7/15以降、米雇用統計当日以外は、すべて100ドル以下の値幅となっています。引き続き米株式市場は、エネルギーを溜めていると見て良さそうです。本日は東京市場が山の日のため休場、お盆休みの真っ最中であることから、明日発表される米7月小売売上高にも警戒すべきでしょう。ドル円は101円台前半で推移していますが、きっかけが出ると一気に100円割れまで、売り仕掛けがあるかもしれません。為替市場全体はドル安の流れ。米国の早期利上げに自信を持てない環境になっており、26日ジャクソンホール講演での、イエレンFRB議長発言待ちとなっています。大統領選直前となる9月利上げが出来るのかで、ドルの方向性も決まって来そうです。昨年のように8月や10月に株価が下落してしまうと、9月利上げは見送りとなり、株安+ドル安の流れになりそうです。強烈なリスク要因が浮上するかどうかがテーマですね。
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