◇6日はイエレンFRB議長講演に注目が集まりました。利上げ時期に関しても米5月雇用統計に関しても強弱両方の発言をしており、ヒントは得られなかったと言えそうです。エコノミスト間でも受け取り方はバラバラとなっています。「6月利上げは無さそう。」という印象だけは一致しており、6月FOMCでどのような議論が行われるかに関心が移りそうです。米国株は静かに上昇し、S&P500は7か月ぶり高値、ダウも約1か月ぶり高値に上昇しています。為替市場はドルも円もユーロもポンドも方向感がなく、トレンドが出ていない状態です。いずれの通貨でも方向感を決定づけるテーマがありません。日経平均は5/30-31を除くと4/28から終値が16,000円台を外れないという狭いボックス相場です。来週は日米で金融政策、23日は英国民投票が予定されています。日銀が追加緩和をしたり、EU離脱派が勝利するなどサプライズが欲しいところです。
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