◇15日は参院予算委員会で黒田総裁は「現時点で追加緩和考えていない」と発言、これを受け円高+株安が加速しました。ヘッドラインだけ見ると印象の悪い発言ですが、国会答弁で「追加緩和やります」と答えることは考えられず、無駄な質問に無駄な回答をしただけの話。気になったのは浜田内閣参与で、ロイターのインタビューに「1月の会合で追加緩和する必要なし」と答えています。浜田内閣参与は消費再増税の判断の際にも「見送るべき」と発言しており、その通りになったことから無視できません。しかしながら本邦当局者のネガティブ発言や、30ドルを割り込んだ原油価格、ダウは16,000ドル割れ、日経先物も昨年8月チャイナショック安値を下回り「ダブルトップ」形成となっています。日銀はこの環境で本当に何もしないのか?年金筋が日経17,000円ラインを死守できるのか?あと2週間、注目しましょう。
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