◆今週11/30-12/4為替相場見通しです。12/16FOMCでは利上げ開始が完全にコンセンサスとなっており、注目のイベントであることは間違いありません。ただし、米利上げ開始に関しては新たなサプライズは無さそうであり、むしろ今週末のECB理事会と米雇用統計に注目すべきでしょう。為替市場はユーロ安+ドル高がトレンドになっていますが、今後の欧米金融政策イベントでトレンドがスタートするパターンではなく、イベントまでに織り込みにいっているパターンと見て良さそうです。従って12月中に現在のトレンドは終了し、来年1月以降はドル安へトレンド転換と見ています。昨年後半から散々だった商品相場も、米利上げを背景とした長期ドル高トレンドが終了すれば反転上昇に向かうでしょう。2015年12月は長くやってきた日欧VS米の金融政策方向性の違いというテーマの最終月になってくると考えています。多少の前後があってもドルを売り続ける方針、ここは自信を持って決め打ちします。
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