◆24日は18時から安倍首相が自民党総裁再選後の記者会見で「1億総活躍社会」「GDPを490兆円から600兆円を達成」とし、新しい3本の矢として「強い経済」「子育て支援」「社会保障」を打ち出しています。具体策が何もないことに日経先物とダウ先物欧州株が売り込まれ、為替市場では円高失望売りで反応しています。それでも日経先物はチャイナショックで17,155円、安倍ショックで17,060円と17,000円を割り込まなかったことで底打ちした格好になっています。NYダウもFRBの利上げ時期が不透明なことが投資家心理を冷やしてきたものの16,000ドルは守った模様。投資家のコメントを読んでいると「何を材料に取引して良いかわからない」といった声が多く、株も為替も当面難しい相場になりそうです。唯一はっきりしているのは日銀が追加緩和をすれば極端な円安+株高となることです。イエレンFRB議長発言がNYクローズ直後だったことから週末の終値がどうなるか良く見ておきます。
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