◆5日のドル円相場は120円で激しい攻防となりました。120.20まで上昇した後に急反落、120.25まで再上昇も急反落し前日比では変わらず120円手前でクローズしています。もう一方で注目を集めたECB金融政策とドラギ総裁会見では、国債買い入れに向けドイツの反対が明確になり一枚岩ではないECBの追加策に不透明感が増しています。ただし、バイトマン独連銀総裁などはすでに反対をしており、サプライズということもなく引き続きECBの追加策に市場は懐疑的となっています。本当にやれるのか?やれないのか?という状態が続きそうです。それでも米国と欧州の金融政策スタンスは真逆、あくまでもユーロショート溜まりすぎの巻き戻しでしょう。今晩は22:30米11月雇用統計に注目が集まります。結果を受けて120円を大きく上抜けた場合、どこでNYクローズを迎えるかが重要になるでしょう。終値とチャート足型に注目。
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