◆3日のドル円相場は119円台後半まで上昇し120円の攻防に突入しています。「時間をかければ抜けそうだが、一気に上抜けて120円台をキープできるかは不透明」というのが市場のコンセンサスです。ドル円長期ロングはホールドしても利食っても良いかと思いますが、短期で120円の攻防に参加してもまとまった差益は狙いずらいでしょう。無理せず様子見の場面ですね。一方で今晩金融政策を迎えるユーロ相場は対ドルで円同様に軟調、1.23ちょうど付近まで下落しています。ユーロドルは今晩21:45ECB金融政策・22:30~ドラギ総裁会見を受けて荒い値動きとなるでしょう。国債購入へ追加緩和策の具体策が示されるかどうかに注目が集まっており、日付や手段などが明確になればユーロ売りの材料になります。それでもユーロドル相場はこれまでECBの追加緩和を織り込む下げも起きていたことからショートポジションもかなり溜まっています。逆にイベント後の巻き戻しには注意も必要でしょう。ドル円もユーロドルも短期売買は難しいレベルに来ています。
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