◆18日夜、安倍首相は会見で消費増税実施を2017年4月へ1年半先送りし、21日に衆院解散→12/14に投開票となる見通しです。今回の増税決定では「景気弾力条項は無し」となっています。ドル円相場は会見で乱高下となりましたが、季節要因に支えられたリスクオン相場は崩れること無く、ダウS&P500も史上最高値を更新しています。ドル円は116円台後半、ユーロ円は146円台半ばとなっています。ユーロドル相場は表向きは独11月ZEW景況感調査11.5(予想0.5)に支えられたことになっていますが、目先はユーロショートが溜まり過ぎてなかなか下がらないというのが実際のところでしょう。この先の相場は「12/14投開票へ向けリスクオン」のイメージで見ており、与党が思ったよりも支持を得られないケースがリスクとなります。アベノミクスが信任を得るわけではありませんが、他の政党があまりにも頼りない事と、アベノミクスを途中で放り出さないで欲しいことで票を集める結果になる見通し。選挙後に「アベノミクスは信任された」など「とんちんかんなコメント」が出るでしょう。
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