◆来週11/17-21為替相場見通しです。今秋もホットになった日本株とドル円相場ですが、市場で話題を集めている「衆院解散&増税先送り」判断へ向けて重要指標となる本邦第3四半期GDP一次速報が17日8:50に発表されます。結果が悪ければ増税先送り決定→衆院解散が濃厚になりそうです。12月の結果を見てからと菅官房長官は言うかもしれませんが、11月の一次速報だけで観測があれば十分な投資家は行動を開始するでしょう。リスクオンムードがどこまで高まるかに注目しましょう。市場では目立ったリスク要因は皆無で視界良好と見られており、年末まではリスクオン相場が継続しそうです。リスクを浮上させる最大要因は「価格の上昇」つまり「ポジションの傾き」です。なぜなら1か月前は「世界景気減速懸念」ということで中国、欧州が悪く米国景気の強さも怪しいというコンセンサスだったわけですから、市場全体のポジションが傾けばまた突然弱気ムードになるときが来るのです。その変化を見極めるだけの時期に入るでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。