◆23日のドル円相場は108.25まで下落する場面がありましたが、終値ではほぼ変わらず下髭を作っています。中国9月HSBCマークイット製造業PMI速報は50.5ポイントと予想の50、前回の50.2をそれぞれ上回りましたが豪ドル買いは続かず景気減速懸念を払拭できておりません。投資家は豪ドルや新興国通貨を買い進めづらく、ユーロと円も金融政策面から買えない→結果ドルを買うしかないという環境です。ドルは利食いでの下げしかないでしょう。ドル円は米国株が大幅調整になったり、地政学的リスクが高まるとリスク回避の円買いに圧迫され下落する可能性もあります。今年の場合はウクライナ情勢に始まり地政学的リスクは常にあります。状況もそれほど変わりません。投資家は買いがいっぱいになって来ると地政学的リスクを材料にし、買い持ちがないとこれを無視します。やはりチャート足型を頼りに地合いを読み取ってトレードをすべきでしょう。今週はドル円とダウのチャートを毎日確認していきます。チャートのポイントは動画で解説します。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。