◆今週9/15-19為替相場見通しです。今週は何と言っても日本時間17日夜中に発表されるFOMC声明とイエレン議長会見に注目が集まります。テーパリング(量的緩和縮小)終了で、利上げ時期前倒し期待が高まっています。これまでFRBは量的緩和が終了しても「相当な期間」低金利を据え置くとのスタンスを表明してきました。これが米経済の回復により「相当な期間」が削除されるとの思惑が台頭しています。文言が削除されれば「利上げ前倒し観測の高まり→ドル買い」の材料になりますが、すでにこれを見越してドルは買われており「事実で売り」に注意すべきでしょう。FOMCでドル急騰した場合には、翌18日までの値動きも含めて頭打ちにならないか注目すべきでしょう。その他いつも通りの指標が発表されますが、FOMCが特別に注目度の高いイベントで他はあまり材料視されないでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。