◆23日は東京時間に中国6月HSBC製造業PMI50.8(予想49.7)、NY時間に米5月中古住宅販売件数489万件(予想474万件)と良い結果も反応薄でした。欧州圏の指標は軒並み悪い結果となっています。先週末のNYダウS&P500が史上最高値で引けたとはいえ、直近の値動きからは投資家の慎重姿勢がうかがえます。NYダウはいずれ下げると考えているマーケット参加者が多いことがなかなか下げない原因となっており皮肉な展開です。それでも相場ですから経済が強くてもFRBが異例の低金利を続けても史上最高値更新を永遠と更新することはありません。今後も「NYダウのトレンド転換がすべて」と言える環境でこれが金融市場最大のテーマでしょう。NYダウが下落トレンドに転じれば独DAXも下落しますし、日経平均だけが一人勝ちとはならないでしょう。円相場では円高が来ます。
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