◆来週11/12-16の米国株(NYダウ)相場見通しです。先週は、米大統領選を通過したことで一気に「財政の崖」問題への対応がクローズアップされました。その米大統領選では「オバマ再選+議会ねじれ」となったことから「財政の崖」問題に対してネガティブとなりダウは大統領選の結果が確定した11/7に今年最大の下げ314ドル安となっています。翌8日も大幅続落、9日にも12,700ドル付近まで下げる場面がありました。ダウは年初来安値を6/4、年初来高値を10/5につけ、そこから900ドル程度下げています。「財政の崖」問題に関してはかなり織り込んできたと見て良さそうです。海外ヘッジファンドの45日前解約ルールの売りも11/15あたりまでになりますから、需給面でも米国感謝祭22日までに大方の調整局面は終了しそうです。当面上値重く12500-13000ドルのレンジで揉み合いそうなことからすべてのリスクオン方向へのポジションは、この期間に取りたいと考えています。為替市場では、NYダウが下落すればユーロ円や豪ドル円はリスク回避で売られやすい展開となります。
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