28日のNY市場では、スペイン銀行ストレステスト結果公表が話題になりました。結果は「593億ユーロの資本不足」で実際にはすでに決まっている1000億ユーロの支援枠から1/3程度使う見通し、市場予想の範囲内でサプライズなしとなっています。直近のユーロ相場はECBの国債買い取り策など様々な材料がでてきましたが、市場がサプライズとなる結果が皆無という珍しい相場展開になっています。ECBの無制限、FRBの無期限にも極端なリスクオンで反応しなかったことから梯子を外されることも無く、スペイン・ギリシャ・中国に警戒しながらひたすら閑散相場が続いています。個人的には「相場全体のボラティリティが無くなったら少しづつ買いが入るリスクオンになる」と予想しています。10月は悪材料に押し目買いスタンスで挑みたいですね。ドル円は10枚をポジション整理しましたが、残りの20枚は長期で3~5円程度狙います。ただし、一旦直近安値を抜けて買い増した場合は一部ポジション整理するかもしれません。それでも最低20枚はホールドしたいと考えています。ユーロドルは200日線、ユーロ円は100円をキープできるか注目しています。
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