26日のロンドン時間午前中は、スペイン短期債入札絡みで相場が動いています。利回りは前回から大幅上昇、目標の調達額は上回る結果で市場予想通りだったものの、他に材料のない中で材料視され「リスク回避」となっています。消費税増税法案では相場は動かなかったものの、ドル買いよりも「円買い」がメインになっており、多少影響があるのかもしれません。ユーロ円時間足チャートからは、スペイン短期債入札が実施された17時台の前16時台から上値は重い足型。株価のじり高やポンドなどが堅調に推移したことから少し上に引きずられる時間もありましたが、ユーロの上値は重かったです。マーケットは「催促相場入り」していると考えて良さそうで、ギリシャやスペインの状況よりも「ドイツの態度が軟化するのか」が今後の大きなテーマになると見ています。
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