13日のNYダウは、136ドル安「大幅反落+安値引け」となっています。前日には中国1-3月GDPが9%とのうわさや、スペイン・イタリア債務問題の落ち着きからリスクオンとなっていましたが、2日程度で方向が良く変わる相場展開が続いています。週末はまた中国GDPとスペイン問題で悪材料で終了しましたが、来週もまた好材料と悪材料が入り乱れそうです。米国の強力な緩和スタンスによって米長期金利は低く、ドルも弱い展開が多くなっていますが「ドル安」も限度がありそうです。市場がドル安になったり、リスクオン地合いになるとユーロは上昇しやすくなりますが、中長期でみれば総じてユーロのほうが弱そうです。スペインの株価は直近大幅安となる日が目立ち、ECB関係者の発言などで一時的に債権利回りが低下しても実体経済が悪いですから簡単に上昇が続くとは思えません。ユーロドル日足チャートからは雲の下限1.3050付近がサポートされてきましたが、来週にも割れてきそうな足型になっています。雲を下抜ければ1.3大台割れも時間の問題で1.25あたりをみて良さそうです。来週はユーロ売り場探しかと思います。
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