おはようございます。先週の為替相場では、欧州債務問題により長い間メインテーマとなっていた「ユーロ」から円やドルに関心が移った1週間となりました。週末になっても25日夜中に発表されたFOMC声明「異例の低金利を2014年終盤まで」を受けたドル売り圧力は継続しており、今週発表される米経済指標が悪くても、追加緩和期待が株価を支え直近上昇している株式市場は高止まりで推移出来そうです。為替市場ではドル・円・ユーロすべてに売り材料が出ており難しい展開が予想されます。ギリシャ債務交換協議が合意に近づいていることや、投機筋のユーロショートポジションがまだ整理されていないことからユーロドル相場の大幅な下落はなさそうです。どこまで戻りがあるのか新たに見極める展開になりそうです。目先はドルが安く中期的にはユーロが安い、株価が底堅く円高も限定的と予想しています。「難しい展開=あまり方向感がでない」のが実際のところではないでしょうか?
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。