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おはようございます、6日マーケットの注目を集めた米1月雇用統計は失業率が7.6%(予想7.5%)、非農業部門雇用者数は-59.8万人(予想-54.0万人)といずれも想定内も悪い結果になりました。悪化を見込んでいたマーケットでは完全に想定内で逆に審議中の景気対策法案を通過させる後押しになる、さらに銀行救済策への期待も高まりNYダウは寄りつきから一貫して上げ幅を拡大する展開、そのまま高値引け 8,280.59 +217.52 +2.70% でクローズ、週明けの日経平均株価も200円レベル上げてのスタートかと思います。デイトレでは「雇用統計で下に突っ込んだところはロング」という予定を申し上げておきましたが、91円を少し割れたところまでしか突っ込まずお伝えしたとおり「様子見」となりました。「前日までドル円ショートばかりだったのに何故突然ロング?」と思われた方も多いかと思いますが、理由は木曜にすでにショートは全部踏み上げられていますので、週末の買い戻しではなく6日雇用統計直前の記事(このひとつ前の記事)タイトルにあるように「ドル円・クロス円は下落トレンド転換の可能性も」と書いておきましたが、クロス円の短期的な下落が止まってきた感じがあります。「短期的な下落」とは日足チャートなどから少なくとも向こう1週間くらい、木曜の踏み上げ(ショートポジションが全部ロスカットで持っていかれること)でマーケット参加者の雰囲気も一変し「87.10がダブルボトムになりそうだ」とか「日足50日移動平均線を上回るかも、一目の雲に突っ込んできた」など「売るのは中断してややロングかな」という声が多かったですね。それでもクロス円の場合は実需(輸出企業の売り)が上がれば必ず出ますので、それをこなしながら底堅い展開になってくる可能性が高いと考えておきます、しばらくは80円台に下落せずにやるかもしれないですね。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。