こんにちは、感謝祭以降も乱高下した2008年の外国為替市場ですが25日クリスマス休暇明けから本格的なトレードが再開される見通しです。26日はウェリントン、シドニー、フランクフルト、ロンドン、トロント、香港、パリ、チューリッヒ、南アが祭日で休場となります、来週29・30日には平常通りトレード再開されると予想しています、動きそうなのは29・30・2日とみています。2009年ですが米ドル・ユーロ・円の力関係ですがまだ見えてこないのが現状かと思います、政策金利面では米国0.25%、ユーロ2.5%、日本0.1%と差は歴然、長期的に強くなっていくイメージが浮上する通貨の条件は「一番先に景気回復しそう」という思惑だと思います、現状は日米欧すべて非常に悪いですよね、ビッグ3がクローズアップされユーロ圏のニュースが少ないですが、ユーロ圏も当然壊滅的な悪化になっています。円高の見通しですが1-3月は企業業績がさらに落ち込み、悪くなるどころか大連鎖倒産を予想しています、リスク許容度からの円売りはまず出ないと思います。
12月に入りクロス円相場がドル円以外は堅調に推移、完全に下げ止まった雰囲気ですが油断禁物の1-3月になると思います。ただし4月以降は各国の利下げがほぼ完了し「日本と他通貨国との金利差縮小観測」がでなくなりファンダメンタル相場に移行すると予想します、当然「円」をどんどん買っていくほど海外から見る日本の景況感は良くないですから(ソニーやトヨタなど)ファンダメンタルの拮抗が円高を止める要因になると予想します。レベル的にもエコノミストがよく言っている「ドル円は70円以下」レベルまでは下げずに反転すると思います、その理由は「円を買っていく理由がなくなるから」です。金利面だけを見ればユーロが圧倒的に有利な状況で、来年以降「回復の兆し」が見えされすれば金利面とファンダメンタルからユーロは優位になっていくと思います。ただし、短期的にはドイツ経済指標の悪化や利下げ観測浮上でユーロ売りが強まったり、オバマ政権の大規模な景気対策でドルが買われたりと乱高下の前半戦となりそうで投資戦略としては大きく売られた局面のユーロは買っていきたいと考えています、細かいレベルに関しては日々のブログで。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。