おはようございます、8日からの外国為替市場は当然「ビッグスリー問題」がメインテーマで関連する報道や憶測、採決のゆくえに振らされる週となりそうです。ビッグ3延命策に関しては早くも悲観論一色となっています、内容は「150億ドル(1兆4000億円)を緊急融資して年越しさせる」というもので、オバマ政権に丸投げとの批判も。抜本的な解決にならないことも明らかで1月には追加支援策で揉める展開が予想されます。こういうときはエコノミストはいつも悲観論一色になりますが、延命策が可決された場合、どのように動くかは「マーケット参加者の需給」が決めることで「最悪だ最悪だ」と連呼するだけのエコノミストが決めることではないと考えておきます。
8日のデイトレ戦略ですが、通常通りロンドン・ニューヨーク時間でのトレードを予定。週明けの一周(東京→ロンドン→NY)と採決のスケジュールなどを確認しながらトレードしたいですね、基本的には「戻り売り→押し目買い」へ基本スタンスを一時的に変更する予定でいます、細かい投資戦略はリアルタイムにアップさせていただきます。米経済指標では米11月小売売上高、米10月貿易収支に注目をしています(いまさら貿易収支もなにもないとは思いますが…)FOMCへ向けての利下げ観測と売れてない実需の売りが引き続きドル売り要因となります、ドル円相場は下げ止まり揉み合いを予想しています、9日にはカナダ中銀の金融政策がありますのでこれにも注目しましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。