大きなニュースがでましたね、2日間にわたる公聴会が開かれた米自動車産業救済問題ですが、ブッシュ大統領とペロシ下院議長が電話で協議した結果、1.4兆円を支援することで合意したと複数の米メディアが報じています。まずは環境対策の250億ドルからの公的支援で年内を凌ぐということで、5日の米雇用統計の悪化が効いたようですね。金融安定化法の活用も求めるペロシ下院議長側が「とりあえず歩み寄った」ことで急場をしのぐという展開に向かいました。ペロシ議長の声明「資金が米自動車産業の存続と競争力向上に向かうよう議会は強力に監視する」としています。
マーケットですが、懸念されていたビッグ3破綻はとりあえず回避されたことから「安心買い」へやや傾くと予想しておきます、クロス円は上値重くとも株価同様下値は固くなると予想しておきます。来週のドル円相場は10月の安値90.82がしっかりとサポートされそうな展開で、新たな不安材料が出ない限りは円高侵攻は一服とみています。来週の日経平均は安心買いで堅調に推移すると思います、積極的な上値追いにためらいはあるものの底割れの回避から買いが優勢と予想しています。
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