25日の為替市場はドルもユーロも荒い値動きとなりました。前日に報道されたムニューシン米財務長官のドル安容認発言に対し、トランプ大統領が火消し発言を行っています。
トランプ大統領の「最終的に強いドルを望む」との発言が伝わり、売り込まれていたドルが一転買い戻されました。ドル円日足は長い下髭を形成、ユーロドル日足は長い上髭を形成しています。
しばらくドル買い戻しに入る可能性が出てきました。長期トレンドが変わったかどうかは定かではなく、ドル買い戻しが一巡したところは、再度ドル売りを考えています。
ECBドラギ総裁はムニューシン米財務長官の発言に対し、公然と批判する発言をしました。こいった金融当局者同士の言葉の応酬は非常に珍しいです。ECBドラギ総裁はこれまでと変わらず、急激なユーロ高は困るというスタンスです。
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