先週は23日(木)が米感謝祭のためNY休場、24日(金)も短縮取引となり、市場参加者が減少→閑散相場でした。今晩NY市場から参加者が戻り、年末へ向けた相場が始まります。
直近の為替市場は、決め手に欠ける材料が続く中、ユーロ高+ドル安が進行しました。ユーロドルは日足ヘッドアンドショルダーを形成したものの、11/14には騙しに終わり踏み上げとなりました。
一方でドル円は投機筋のロング(IMM円ショート135,999枚)が膨らんでおり、ユーロドルとともに巻き戻しが起きた格好。売っていたユーロドル、買っていたドル円のポジション調整が中心の動きでした。
2017年のドル円は、年始の下落以降はレンジ相場。仏大統領選以降にユーロ高が起きた以外、大きなトレンドの出ない年となりました。
年末に向け米税制改革法案、12/12-13FOMC、北朝鮮問題などに関心が集まっていますが、いずれも出がらしのテーマです。何か決定的な材料が出て欲しいところです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。