先週末のNYダウは62ドル高、ナスダックは3ポイント安でした。米株式市場は四半期末に加え、7/4(火)に米独立記念日を控えた実質4連休というスケジュール。先週は利食いと押し目買いが交錯した1週間でしたが、本当のところ何を材料にやっていたのか不透明です。
改めて今週発表される米重要指標を確認していく事になりそうです。今晩23:00米6月ISM製造業景況指数~7日21:30米雇用統計にまずは注目したいと思います。雇用統計を通過すると、いよいよ夏枯れ相場が意識されてくる時期。材料に乏しくなる中、高止まりしている米国株に対し、予期せぬリスク要因が浮上するかどうか?
主要国の金融政策面では、BOC・ECB・BOEからテーパリングおよび利上げ観測が浮上。すでに利上げサイクル入りしているFRBと併せて、主要国はみな出口戦略を模索する段階に入っています。これに対して日銀だけが出遅れる格好になっており、投機の円売りを誘発している模様。
ただし、IMM投機円ショートは既に6万枚を超えています。やみくもに金融政策の方向だけで考えず、ポジションも見ながら投資戦略を考えていく必要がありそうです。週前半は米国が実質4連休のため、落ち着いたスタートを予想しています。それでは今週も頑張りましょう!
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。