20日のNYダウは61ドル安、ナスダックも反落しています。原油価格が崩れてきた印象で、エネルギー関連が軟調。ダウは引け際の1時間に良く動いています。
2009年から上昇トレンド入りしているNYダウですが、長い目で見れば、相場が「上げ下げ両方のトレンド」があることが確認されるはずです。今回だけ下げ相場が来ないという事は無いでしょう。
世界中に地政学的リスクがあり、リスク要因を考えたらきりがありません。何らかのリスク顕在化により、株価が連日で急落すると、買えてなかった参加者が一旦買ってくると思われます。これは直前が上げ相場だったからです。
一旦反発すると、その後に作るかもしれないダブルトップや三尊のネックラインが形成されていく事が良くあります。大きな反発後にネックラインをした抜けると、チャートが下げトレンドに入りやすい格好になります。
今週は目立った材料がなく、目先ジョージア州下院補欠選挙決戦投票待ちとなっています。為替市場では、ドルが一旦底打ちしましたが、インフレ圧力がなかなか高まらない事から、ドル高も限定されそうです。円もドルもユーロも買いずらいという環境が続くでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。