15日の為替市場ではドルが急反発となりました。ドルはFOMC前後に、昨年11/9以来水準まで売り込まれており、短期的には売りが一杯となっていたのかもしれません。投資家のイメージ以上にタカ派のFOMCを通過、発表された米経済指標が強かったことも追い風となり、ドルが急反発しています。
米国株はダウS&P500が小幅安、ハイテク株が軟調でナスダックが下げています。ドル円もユーロドルも、買い戻しが一巡した後は、また揉みあいに入りそうなイメージ。引き続きトレンドが出にくい難解な相場が続きそうです。
本日は、日銀金融政策決定会合、黒田総裁会見、米5月住宅着工件数、米5月建設許可件数、米6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が予定されています。
注目は黒田総裁会見で、出口戦略に関して「時期尚早」一辺倒を改め、どのような説明をして来るか?記者の質問も出口戦略に関するものが多くなりそうです。
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