30日、連休明けのNYダウは50ドル安。ハイテク大手が強い動きとなった一方、金融・エネルギーが軟調でした。為替市場は円高。独5月消費者物価指数・速報値+1.5%でユーロは積極的に買えず、米4月コアPCEデフレーター+1.5%でドルも積極的に買えず、円が買われています。円も金融緩和からの出口は見えず、世界的な低インフレ懸念でどの通貨も買えないという、ドル・円・ユーロの最弱通貨争いとなって来ました。
FRBは6月利上げを止めるほどの材料はなく、今回は利上げ実施となりそうです。関心はその後の利上げペースとバランスシート縮小に移っており、利上げペースが加速する見込みは小さいと見ています。ユーロも上がってくるとECBが牽制して来ます。「どの通貨が一番弱いか」を探る為替市場になりそうです。
投資戦略は長期でユーロドル1.05-1.15レンジ上抜けを狙っていきます。イタリア・ドイツの選挙がヤマ場になりそうです。自信があるとか推奨するものではありませんし、ポジションはメルマガ内でのみ配信します。多くの情報を参考にされていると思われますが、くれぐれも自己責任の下での取引をお願いいたします。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。