◇19日は前日に発表されたタカ派FOMC議事録の流れを受け、ドル高+株安が継続しています。ダドリーNY連銀総裁などからタカ派発言が続き、米6月利上げ観測が高まっています。発言からは6月FOMC直後に予定されている6/23英国民投票は気にしている様子。直前の世論調査等で残留濃厚なら6月利上げもありそうです。英国民投票を不確定要素に見るのであれば7月か?国内では今日から仙台G7が開幕。G7協調財政出動に持っていきたい伊勢志摩サミット議長国の日本ですが、独ショイブレ財務相は「他国の指図は受けない。」の一点張りです。これまでの経緯から仙台G7も伊勢志摩サミットも結果が見えています。あとは国内で1億総活躍プランと消費再増税延期に関して、どこまで踏み込んだ政策を出せるかが鍵になりそうです。夏場以降もドルが高止まりするようだと、ドル建て債務に苦しむ新興国・資源国、特に南米あたりがリスクになりそうです。
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