◆27日の金融市場では、予定されていた材料が無かったものの「ギリシャ債務交渉チーム再編」報道を受けユーロが上昇しています。バルファキス財務相の影響力は弱まり、トサカロトス外務副大臣が中心となりそうです。利上げが見込まれているポンドも上昇。その他、フィッチが日本格下げ→円安で反応しています。豪ドル円・NZドル円・カナダ円の資源国通貨は堅調、下げ止まった原油価格とリスクオンで買われています。これまでは「ユーロ安+独DAX高」の相関になっていましたが、流れが変わり通常のリスクオンに「円安+ドル安+他通貨買い」になっています。予想外に多くの材料が出ましたが、円安+ドル安へ基本的に地合いが強かったと見ておくべきでしょう。ユーロドル日足チャートからは完全に雲の中に入ってきており買戻しムードが高まっています。ギリシャ関連は5/11までは悪い話も無さそうです。引き続き時間をかけて売って行きます。
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