◆23日の為替市場では、ギリシャ債務交渉が30日にも合意の可能性が出てきた事を受けユーロが買い戻されています。当局者発言からは良い発言(ESM利用など)が出始めていますが、合意へ向け特別な進展があるわけではなく材料難で下押ししきれなかったというのが実際のところかもしれません。来週30日は日銀会合とギリシャ債務交渉が一応の期限とされていることから注意しておく必要がありそうです。ただし、ギリシャは5月末までは資金が持つ見通しになっており、5/11ユーロ圏財務相会合あたりでまだ進展がないようだと売り仕掛けの材料とされるかもしれません。目先はユーロドル日足チャートの雲下限の攻防に注目しておきます。為替市場は膠着状態だと金利狙いの参加者に有利な相場です。差益を狙う投資家は相場が荒れて来るのを待つのみです。
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