◆10日の欧米市場では、「欧州委員会が妥協案」との報道にユーロ相場が反応し一時急騰しています。ユーロ相場は「ネガティブな材料に無反応、ポジティブな材料には急騰で反応」とショートが溜まり切っている時に起きる値動きになっています。当面は買戻しを意識すべきでしょう。ドル円相場は米雇用統計を受けての早期利上げ観測に上昇→日足雲の上限を上抜け上昇トレンド入り。ユーロをこれ以上売れない中で「ドル買い」へ舵を切った模様。米10年債利回りも2.0%を回復、WTI原油は50ドル近辺で落ち着いて来ました。ギリシャ、ウクライナ、イラク情勢など様々なリスクがあるようにも見えますが、目新しい材料ではなく1月のリスク回避で全て織り込んだと考えて良さそうです。ドル円は高値追いをせず様子見、ユーロ円は上げどまりを狙って売り増す方針で変わらず。
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