◆6日に発表された米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数25.7万人増(22.8万人増)、失業率5.7%(予想5.6%)となりました。中身を見ると労働参加率62.9%へ上昇、時間賃金0.12ドル増と非常に強い結果。失業率が予想を下回っても労働参加率が上昇したことで「雇用環境の良さに再就職を求める者が増えた」と受け止められているでしょう。いずれにしても文句のつけようがない結果に「6月利上げ確実」とのコンセンサス。当然3月17-18日FOMCに投資家の注目は集まるでしょう。原油価格も反発し52ドル台へ、今後40-60ドルのレンジと見ておきます。EUとギリシャは相変わらずですが想定の範囲内で、当面は材料難の相場環境に入るでしょう。ドル円は120円台に乗せたとしても動きは鈍いと見ておきます。差益を狙うならドル円以外の通貨ペアでトレードしたいですね。
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