◆9日のNYダウは334ドル安と大暴落で今年最大の下げ幅となりました。それでも為替市場は落ち着いた動きでやや円高に留まり、ユーロが売りなおされています。景気減速懸念が高まっている中で発表された独経済指標は、次々と悪い結果になり景気減速懸念の高まりから株安+ユーロ売りの材料にされています。ドル円は107.53まで下落しましたが下落はここまで、豪ドル円94円台、ユーロ円136円台と円高方向に動いているものの株式市場ほどの荒い値動きにはなりませんでした。昨年までであればリスク回避で大幅円高となる場面ですが、長期資金の買いや円相場を取り巻く構造変化によりあまり円高が進まなくなっています。「ダウはまだ下げる」と予想しております。円相場が耐えられるかよく見ておきます。
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