◆27日のNY市場はダウ69ドル高続伸、S&P500は連日の史上最高値更新となりました。NY時間に発表された米経済指標は軒並み強く、これ以上ない環境ながら米10年債利回りやドル円の反応は鈍いものでした。印象としては非常に「冷めた上げ」であまり買い追従したくない相場ですね。日本株もアベノミクスが11月にスタートして年が明けた2013年1月あたりでは、「100年に一度のチャンス」などという文言が経済紙に踊っていたことを考えると本当に寒々しい相場です。本当に力強い上げ相場というのは「買いたくても押し目なく、少しでも下げれば買いたい参加者で溢れている状態」です。円相場でも円じり安となるなか秋(10月)に向けて円高に注意すべき相場ではないでしょうか?
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