22日夜中に発表されたFOMC議事録では、経済が大幅に改善しない限り「かなり早期に」追加緩和を行う公算が大きいとの文言があり、市場が予想している以上にハト派の内容となりました。これを受け為替市場ではドル全面安となっています。ドル円の急落やユーロドルの急騰をみる限り、市場参加者にも意外感があったと見て良さそうです。ただし、今回の議事録は7/31-8/1のもので、その後に発表された雇用統計や小売売上高の改善が含まれていないので引き続きQE3は見送られるとの見方のほうが多くなっています。それでも金融政策を決めるのはアナリストではありませんから実施されればサプライズ、決めつけずに見て行きたいと思います。FOMC議事録発表直後以外は非常に閑散とした1日でした。
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