本日、総務省から発表された消費者物価指数(生鮮食品及びエネルギーを除く総合)は0.0%となりました。前年より原油価格が高いことや、10円程度円安に振れていることで、辛うじてデフレではない数字になっています。
引き続き最も消費者物価の実態を表していると思われる「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」に注目していきます。これが将来マイナス幅を広げてしまうと、ヘリコプターマネーが現実味を帯びてきそうです。
昨日大きな値動きになったのは原油価格で、5%以上急落する場面がありました。結局WTI原油は48.9ドル(-4.8%)でクローズしています。きっかけはOPEC減産延長が9カ月と予想以上ではなかったため。期待で買われていた分、事実で下げた格好になりました。
米国株は如何なる悪材料も無視、ダウは6連騰、S&P500とナスダックは史上最高値を更新しています。為替は原油急落の割には豪ドルの下げ幅は小さく、ドル円・ユーロドルは横ばいで動きが止まっています。ドル円は111円台、ユーロドルは1.12を挟んでほとんど動きが無くなっています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。