3日は月初の重要指標である米3月ISM製造業景況指数が発表され、結果は57.2(予想57.2)と市場予想と一致したものの、前回57.7からは鈍化しました。それでも極めて高い水準を維持しています。ロシア・サンクトペテルブルク地下鉄で爆発があり、テロの可能性が濃厚。米3月自動車販売台数予想を大きく下回り、GM株は3.4%安。その他、連邦最高裁判事に指名されているゴーサッチ氏の議会承認を巡る懸念が高まり、またトランプ政権の政策実行能力に疑問符がついています。これらの材料を受けダウは一時大幅安で推移する場面がありましたが、引けでは13ドル安まで切り返しており、買い上げないものの、下がれば買いたい参加者がまだ居たことを示す値動きでした。今週は残りの米重要指標の発表、来週以降は米企業決算が材料になりそうです。他にも米為替報告書や日米経済対話など、材料の多い1か月になります。戻り売りを入れていたドル円は利食い。ドル円はノーポジションになっています。
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