今週3/20-24為替相場見通しです。独バーデンバーデンで開催されたG20(財務相・中央銀行総裁会議)では、「保護主義に反対」「地球温暖化防止」の削除となりました。貿易赤字を削減したい米国トランプ政権は、今後2国間交渉へ舵を切ることになります。トランプ・メルケル首脳会談では、米国側は「極めて不当な扱い」ドイツ側は「金融政策はECBがやっている」との主張で進展がありません。「(トランプ大統領が)何もしないのが一番良い」というコンセンサスだった米株式市場は、何の進展もないトランプノミクスをむしろ歓迎する格好で期待が継続しました。FOMC→米予算教書→G20とイベントを通過した今週、自然に上昇していくのか?下落していくのか?注目したいと思います。直近はドル安が加速し、ドルインデックスは100.11ポイント。99.00ポイントをサポートラインに見ておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。